屈折ピラミッド
第4王朝期に入ると、スネフル王が既存のピラミッドを基調に51度の勾配を持つピラミッドを造り上げた。このメイドゥームのピラミッドは最初に四角錐の形状を採用した物、その意味では画期的な建造物であった。但しこれは後に(建設途中に?)崩壊した。このピラミッド(崩壊ピラミッド、偽ピラミッドとも呼ばれる)に付いては、そもそも四角錐を目指していなかったとする説もある。また、このピラミッドをスネフルの物として数えない事もある。
スネフル王はまた屈折ピラミッドと称される事になるピラミッドも築いた。これは建設途中に(地上から49m地点で)勾配を約54度から約43度に変更していて、高さは約101mであった。 屈折ピラミッドの形状の理由としては、
勾配が急過ぎて危険な為(崩壊の危険/玄室にかかる重量過多)角度を途中で変更した。
建造中に王が病気になったので完成を急ぐ為高さの目標を下げた。
これはこれが完成形であり、下エジプトと上エジプトの合一を象徴している。
等の説がある。

wikipediaより


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ピラミッドの風景写真